前回はウルル旅行の基本情報や必要なものなどについて紹介しました。
まだ読んでない方はこちら↓
続いて今回は、実際の私の旅行記を書いていきます。
もしこれから行かれる方、興味がある方がいたらぜひ読んでみてくださいね♩
教科書で見たときから憧れていたウルル登頂ができたのは一生の思い出です!
ウルル2泊3日旅行記
アリススプリングス空港に降り立つと、すでに遠くの方にウルルが見えました。
あぁ、本当にこの地に来たんだと感じると同時に、実際にすぐそこにウルルがあるということが半信半疑の状態でした。
空港から宿泊先まで走る連携バスでホテルに到着すると、荷物を預けツアーの時間まで待ちました。
カタジュタ国立公園
ツアーの時間になり、まず先に向かったのがカタジュタ国立公園。
赤土の巨大な岩岩がドドーンと立ちはだかっていました。
写真に収めようにもまったく入り切らなかったです。笑
当たり前ですが今まで見てきた自然遺産とは全く違って、オーストラリアの壮大さを感じました。
空の青さと赤土のコントラストが、オーストラリアの自然の中にいるんだと認識させられました。
サンセットツアー
カタジュタを後にするといよいよウルルのサンセットツアーへ。
あたりには何もないので、はっきりとウルルを見ることができます。
夕日が沈んでいくにつれて、空がピンク色のグラデーションになっていき、赤土のウルルが太陽の光でさらに赤く染まっていました。
本当にそれはそれは綺麗で壮大で、ようやく教科書で見たあの土地に来たんだと実感した気がします。
サンセットツアーには軽食や飲み物が振る舞われるので、ウルルを鑑賞しながらスパークリングワインを飲むという何とも贅沢な時間を過ごせました。笑
ウルルの変わっていく様子を何枚も写真に収め、目に焼き付けました。
サンライズツアー
そして2日目の早朝。
この日はサンライズツアーです。
ウルルとともに薄暗い景色から太陽が登っていく様子を鑑賞します。
サンセットツアーとは違う場所で、高台から見たり、少し下りたところから見たりすることができます。
太陽が昇り始めるに連れてウルルの赤土が少しずつ照らされているような感じでした。
サンセットのときと同様に空は薄くグラデーションになり、それだけでも綺麗で、ただただじっと見ていました。
早朝だったこともあり肌寒く、用意されたコーヒーが体を温めるのに役立ちました。
ウルルを見ながらコーヒータイムなんてまさに一生に一度の体験な気がします。贅沢。
ウルル登頂
そしていよいよウルルへの登頂です。
「ゲート開いていてほしい!」と強く願った甲斐があったのか、その日は朝から開いていました。
日によって開く時間は異なるそうです。
ラッキー!!
開いていて本当に良かった。
このときすでに仲良くなった女の子2人(それぞれひとり参加)といざウルル登頂へ!
いきなり傾斜が急。
少し登っていくと、つかまって登るためのくさりがある程度のところまで用意されています。
確かにくさりがあったほうが安心感はあるし、確実に登れている実感はあったのですがかなり疲れる!!
傾斜も急なため序盤で結構息切れでした。
少しずつ休憩して水を飲んで登るというのを繰り返しました。
少しの休憩でかなり楽になります。
私が最も苦手だったのは、何よりもこの急斜面から見える景色。
登っていくほど高いし、本当にあたりには何もないので足を踏み外すもんなら真っ逆さま、というような状態。
険しさよりもこのことの方がネックで、高いところが苦手な人はかなりキツイと思います。
現に、高さで怖くなってしまって途中で下山した人も数名いました。
また、立ち止まらないといけないほどの強風が吹くことも多く、直射日光の暑さもあり体力も消耗しやすいです。
くさりがついている険しい斜面を登り終えると、登り下りが繰り返される箇所にさしかかります。
ここまでくると体力的には楽になりますが、お尻をついて滑り下りたり、助走をつけてかけ登ったりと割とアクティブな感じの登山に。
そうしないといけないくらいの急斜面がちょこちょこあるんです笑
かなり難関な場所だったのに楽しく登れたのは、やはり一緒に登った人たちのおかげ。途中で一緒に登ろうと仲間を増やし、私たちは5人になっていました。
険しいところも笑いに変えて、絶景と写真をとったり、時には手を取って助けあったり。
途中途中で、本当にこの瞬間てもう2度とないんだよね、すごいことだよね、と話しながら。
そこにいた全員が念願のウルル登頂という夢を抱いて来たので、登頂までの時間も噛み締めながら登っていました。
そしてついに頂上へ。
ゴール地点にはドラム缶のような形のサインがあります。
それを見た瞬間、やっと登れたー!という達成感でいっぱいに。
そして何とも言えない自然のパワーを感じました。
みんなで写真やムービーを撮りまくって、貴重な時間を存分に味わいました。
実は、登りよりもキツイのが下山。
やはりこの急斜面が足元を不安定にさせます。
登りの時は景色に背中を向けながらいけるので、高さへの恐怖心も防ぐことができましたが、下山の時はそうはいきません。
急斜面をそのまま降りていると本当に落っこちてしまいそうで変な力が入ります。
道も滑りやすいところがあるので、尚更注意しなければいけません。
途中で一緒に登っていた子のひとりが「後ろ向きで降りた方が降りやすい!」と言ったのをきっかけに、私もしばらく後ろ向きでくさりを伝いながら降りました。
下山の方がキツかったのですが、登りよりも時間はかかりませんでした。
ようやく最初の地点に戻ってくると、更なる達成感でいっぱいに。
みんなでハイタッチしました!
本当にここにくることができてよかった、登ることができてよかった、この日でよかった。
すべてのタイミングが重なり合い、本当に貴重な体験でした。
ウルルの周辺散策
下山後は登山メンバーで仲良く昼食、周辺散策。
ウルルの周辺には宿泊施設の他にスーパーやお土産やさんが立ち並ぶところがあります。
また、ラクダを近くで見れるところや、ギャラリーなどもあってフリータイムも快適に過ごすことができます。
まだ数時間しか共有してないのに本当に笑いが絶えず、奇跡的に気のあう人に出会えたと思います。
これもウルルマジック!
夕方からはそれぞれ違うツアーに申し込んでいたので一度解散。
『フィールド・オブ・ライト』ツアーに参加
私は登山メンバーのひとりのこと一緒に「フィールド・オブ・ライト」というツアーに参加しました。
これはオプショナルでつけたので外国人ガイドさんと、参加者も海外の方が多めでした。
「フィールド・オブ・ライト」は広大な敷地に施されたイルミネーションを見ることができるというものです。
この電飾は昼間に集めた太陽光で光を放っているので、環境にも配慮されています。
また、このプロジェクトは期限付きで2020年12月までしか見ることができません。
(それがこのツアーに申し込んだ理由笑)
一周するのにかなりの時間がかかるこほどの規模のイルミネーションを見たことがなかったので、見た瞬間におおー!となりました。
イルミネーションも綺麗だったのですが、満点の星空もとても綺麗で。
(この日のために星空の撮影方法を研究した笑)
この澄んだ空気と辺りに何もない広大な敷地が自然の美しさをより際立たせているのだと感じました。
一緒に行った子は流れ星まで見れていました!(私は逃した泣)
最終日の夜
「フィールド・オブ・ライト」のツアーの後は、登山メンバーと合流して最後の夕食を一緒にしました。
夜中にはウルルが見えるポイントまで行き、星空の下この地での最後のときを過ごしました。
みんなでただただ、満点の星を眺めて澄んだ空気をいっぱいに感じてウルルのパワーを吸収しているような時間でした。
最高でした。
名残惜しさを感じたまま、それぞれの部屋に戻り朝を迎えました。
登山メンバーで朝食を食べ、お土産やさんを一緒に見たりして帰りの飛行機の時間まで過ごしました。
私だけ早めの時間だったので、みんなに見送られながらウルルを後に。
初めてのひとり旅を終えて
思い返してみるとひとりでツアーに参加するということ自体初めてでした。
始めはドキドキしていたけど、ひとり参加者は思ったよりもいました(特に女の子!)
海外をひとり旅したい、けれど初めてだし中々勇気が出ない!て方はこうした現地ツアーに参加してみることから始めてみてもいいかもしれません。
わからないことがあってもガイドさんや同じ参加者の人に聞けるので、安心しながら旅ができます。友達も作れたり!
今回のウルル旅行では、同じようにひとり参加者で仲良くなった子たちが本当にみんな優しくておもしろくて、ここで出会えて本当に良かったと思います。
初めて出会ったはずなのに波長が合いすぎました。笑
同じ日本人だけど出身地も年齢もバックグラウンドもバラバラで、たまたま同じような気持ちで同じ日程に同じツアーに参加した。
この偶然の巡り合わせに毎度のごとく灌漑深い気持ちになります。
彼女たちと出会ったことでこの2泊3日がより一層素敵な思い出になったし、改めて旅での出会いっていいなと感じました。
今度は違う国をみんなで旅行したいね!なんて話が出たりも。
こうやってひとつの出会いから繋がって行くのもおもしろいですよね!
ウルル旅行を検討されてる方はもちろん、海外ひとり旅を計画中の方に少しでも参考になっていたらなと思います。
それでは皆さま、今日も素敵な1日を💐
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