オーストラリアの中心にあるウルルへ行ってきました!
今回は準備編としてウルルや旅行の基本情報、私が実際に利用したツアーなどについて紹介します。
実際に体験した2泊3日の出来事については次の記事でシェアして行きますね(^ ^)
ウルルに行くことは長年の夢でした!
ウルル(エアーズロック)
世界自然遺産のひとつであるウルル(エアーズロック)はオーストラリアの中央にある巨大な岩です。
そのため「オーストラリアのへそ」と呼ばれていたりも。
先住民であるアボリジニの人々にこの土地が返還されてから、彼らは周辺に居住しており、とても神聖な場所になっています。
’エアーズロック’という名称はこの岩を最初に発見した人がつけたのですが、’ウルル’はアボリジニの言葉の名称です。
日本では教科書に載っていたり、大ヒット映画『世界の中心で愛を叫ぶ』の舞台になったことでも有名な場所かと思います。
行き方
エアーズロックに行くには車か飛行機でのアクセスになります。
ウルル周辺は砂漠地帯なので、車で行くと大きな都市から3日はかかるそう。
飛行機だとシドニー、ゴールドコースト、ケアンズ、メルボルンからのアクセスになります。
ウルルを観光する際に拠点となる’アリス・スプリングス’の空港に到着後、それぞれの宿泊施設に無料で走るバスがあるので、そこから滞在先に向かうことができます。
2泊3日のツアーに参加
前回の記事でも書きましたが、ウルルに行くことは私の長年の夢であり、バケットリストのひとつでした。
特に『ウルルを登頂する』ということ。
上記で紹介した通り、ウルルはアボリジニの聖地であるため彼らが私たち観光客にウルル登頂させるかの決定権を持っています。
つまり、彼らが今日はダメと言ったらダメなんです。
ウルルの登山口はひとつで、そこにはゲートがあります。
そのゲートが閉じられているとその日は登れないということになります。
また、そのほかにも天候や気温などの条件がクリアされないと登ることができません。
そのため、ウルルに登頂できる確率はとても低く、年間で30%と言われています。
登れたらラッキーということです!
そんなウルルへの登頂はさまざまな理由により今年2019年10月26日を持ってできなくなるということを知ってから、ついにこのタイミングで行くことを決めました。(周辺観光はこれからも継続です!)
ウルルへの行き方を調べているうちに、私にとって1番いい選択だったのが現地のツアーに参加することでした。
上記で挙げた各都市からアリススプリングまでの飛行機代だけでも結構な金額で、さらに宿泊費や観光スポットへの費用などを考えると、現地ツアーに参加することが安心かつ費用を抑えられる方法だと感じたのです。
私が申し込んだのはこちらの会社のツアーです。→Hot holiday
メルボルンからアリススプリングスまでの往復飛行機代、2泊3日の宿泊費、国立公園入場料、観光ツアーなどが付いています。
ツアーの中に食事代が含まれているものもあります。
私が出発地をメルボルンに選んだのはこのツアーの中で、最も安く飛行機の到着・出発時間がちょうどよかったからです。
メルボルンに友達がいたのも理由のひとつ。
日本から申し込んでいる人は、シドニーやケアンズ経由の方が多かったです。
スケジュール
1日目 アリススプリングス到着、カタジュタ・ウルルサンセットツアー
2日目 ウルルサンライズツアー、ウルル登頂または麓散策
3日目 2日目に登頂できなかった場合にウルル登頂。アリススプリングを出発。
上記で紹介した通り、登山の登頂確率はとても低いので、2回チャンスがあるのは良かったです。
ツアーに参加してからわかったことですが、当日の朝もしゲートが開いていなくても、数時間後には開いている可能性があるので、その日のうちに何回か登頂できるかを確認してくれるようでした。
出発までにわからないことはこちらのツアー会社の方にメールのやりとりで教えてもらえたのでとても助かりました。
次に、ウルル観光で欠かせない必須アイテムたちを紹介します。
必須アイテム
・帽子
・サングラス
・軍手(登頂する方)
・汚れてもいいスニーカー
ウルル周辺は砂漠地帯なので冬季でも昼間はとても暑いです。
紫外線も強いので日焼け止め、帽子、サングラスは必ず必要です。
また、私は持っていかなかったですが、ハエ対策で顔をカバーできる虫除けネットを持ってきている人も多かったです。
必要であれば、現地のお土産やさんでも購入することもできます。
ウルルを登頂予定の方は、軍手を持っていくことをおすすめします。
ウルルは岩なので登る際に備え付けられたくさりをつたって行く箇所があるのと、傾斜が急なところがあります。
軍手があることで痛みの軽減や汚れを防ぐことに繋がります。
ウルルや周辺地帯は赤土なのでスニーカーが赤くなります。
そのため、汚れても良いものを持って行くのがいいと思います!
注意事項
ウルルや周辺を観光する方には必ず水を1リットル以上持って行くよう促されます。暑さにより脱水症状を起こさないためです。
現地スーパーなどで水は購入できるので、観光前には必ず用意するようにしましょう。
ちなみにウルルの水道水は飲料水として飲める水なので、空いた容器に注ぎ足しても大丈夫です!
<ウルル登頂予定の方へ!>
ウルル登頂は、傾斜が45度の箇所があるほどかなりの急斜面です。自然のものなので転落防止の柵などもありません。
昼は炎天下、暴風が吹く場合もあるので体力も必要です。
現在までにこの地でなくなってしまった方もいます。
登れる自信のない方は、絶対に無理はしない方がいいです!
また、登頂途中で無理だと感じたらすぐに下りてください。
ウルルはアボリジニの人たちにとって神聖な場所であることから、ゲート完全閉鎖までの期間は一応観光客の立ち入りに許可はされているものの、100%受け入れられているわけではありません。
観光客が登頂中に落としてしまったものや故意的に捨てたゴミは、ウルルの環境破壊に繋がっているのも事実です。
登頂予定の方は必ずゴミは持ち帰る、強風などで帽子は飛ばないようにするなど対策をして行ってくださいね!
まとめ
さて、ここまでは準備編としてこれからウルルに旅行に行く方に向けて基本的情報をシェアさせていただきました。
次回は、実際に現地ツアーを利用して行ったときの体験をシェアしたいと思います☆
これからウルルに行かれる方、興味がある方はぜひ参考にしてみてくださいね!
ウルルの登山口は2019年10月26日で閉鎖されますが、周辺の観光自体はこれからも継続されるので、お間違いなく!
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