ニュージーランド北島トリップの私の中の目玉となるところ、それが「マウント・トンガリロ」でした!
ニュージーランドに来てからその存在を知り、絶対に登ってみたいとずっと思っていた場所です。
世界中のハイキング好きな旅行者たちがここに訪れるためにニュージーランドに来ていることも少なくありません。
それくらい人気の山で、北島でははずせないスポットになっています。
そこで今回は、マウント・トンガリロについて行き方や登山の際の持ち物、登ったときのことなどシェアしたいと思います。
ハイキング好きな方にはぜひおすすめしたいスポットです!
Mount Tongariro(マウント・トンガリロ)とは
マウント・トンガリロは世界自然・文化複合遺産として知られ、ニュージーランドで最も古い歴史があることで有名な火山です。
そのため、たくさんの旅行者がマウント・トンガリロに登るために世界中から集まります。
私もこの山の存在を知ってから、絶対登ろうと決めていました!
トンガリロの見どころとなるのは、中腹部にある美しいエメラルドグリーンの火山湖や、ブルーの大きな湖です。
これを目掛けて多くのハイカーが連なります。
登山にかかる時間は約8時間程度、初心者であっても登りやすいトレイルと言われています。
トンガリロに登るために
トンガリロに登ることを決めたら、まずは天候をチェックして予定を立てましょう。
山の天気は変わりやすいので、計画中はもちろん、旅行中も毎日かかさずチェックし、雨の日を避けて登ることをおすすめします!
まずタウポに到着したらiSight(観光案内所)に行き、受付でトンガリロの天候チェックを行いましょう。自分が予定している日程で登れるのか相談してみてください。
タウポからの交通手段
タウポからトンガリロに行くためには、iSight(観光案内所)か宿泊施設などで往復のバスを予約していきます。
いくつかバス会社はありますが、どこも往復70NZドル(約4,993円当時)でした。
早朝5~6時に出発し、1時間半ほどでトンガリロ登山口に到着。下山口から午後2~4時で帰ってきます。最終バスが4時なので、乗り遅れないように少し時間も気にしつつ登山するといいと思います。
普通に登っていれば、ほとんどの人は乗り遅れることはないと思うのでそこまでプレッシャーにならなくて大丈夫です!
持ちもの
続いて、持ちものについて紹介します。しっかりと準備しておくことで長時間のハイキングに備えることができます。
・食料
・リュック
・サングラス
・帽子
・日焼け止め
・ウィンドブレーカー
山にはトイレはありますが、飲料水を補充するところはないので、あらかじめ2リットルほどの水を持参することが推奨されています。
私は食料として、栄養補充となるナッツバーやりんご、バナナなどのフルーツ、サンドイッチを持参しました。
私が行った3月あたまで気温は頂上で2度。
もちろん歩いているうちに暖かくなりますが、脱ぎ着できる服装、風除けのためにもウィンドブレーカーを持って行くことをおすすめします。
さらに、太陽が照らす箇所では日差しがとても強いのであらかじめ日焼け止めを塗っておき、キャップやサングラスを持っていって対策してくださいね!
ついにトンガリロへ!
滞在先で知り合ったドイツ人の女の子ジェニーとその友達たちと、ついにトンガリロ登山へ。
早朝出発ということで、4:30起き。ちなみに、全然寝れませんでした笑
バスで全員集合し、1時間半揺られながらトンガリロに到着。
すぐに登山開始しました。
始めは緑が広がり大きな山々がそびえる大自然の景観が続きました。
私はジェニーの友達のエリザと話しているうちに、いつのまにか皆と離れ2人で登っていました。
あとの3人がなぜかとても早かった笑
私が最もきついと感じたのは、ルートで分けると2番目の箇所でした。
ここはほとんどが傾斜が急でたくさんの階段を登らなければならず、エリザも私もかなり悲鳴をあげました笑
途中写真を撮ったり、休憩したりして何とかこの1番辛い道を越えました。
頂上付近に近づくにつれて、砂利道や岩岩しい道が増えました。
頂上ではスタートしたところがものすごく遠くに見えるほど高く、辺りは映画の中にいるような壮大な自然が広がっていました。
雲間からのぞく太陽の光がスポットライトのように差しこんで、幻想的な感じもありました。
長い道のりを超えてついに頂上です!!
頂上を過ぎると、目玉スポットであるエメラルドグリーンの火山湖が。
この日は少し曇っていたので霞がかかっていましたが、それでも写真で見ていた湖が目の前にあり、リアルには思えないほどとても美しい色にとても感動しました。
エリザと写真を取りあいっこして、この湖を過ぎると、またブルーのクリアな湖が現れます。
山にあるとは思えないほど大きな湖で、とても良い休憩場所になるような癒されるところでした。
頂上からの湖あたりの下り道は砂利道で、階段もないので滑りやすくなってるのでここは注意が必要です。
そして、湖をあとにすると緑あふれる光景が。
ここは平坦な道も多く、歩きやすかったです。
段々と降っていく感覚があり、最後のルートといえる森の中を通る道に差し掛かりました。
ここは本当にジャングルの中にいるような感覚で、エリザが見たことのない植物に「Look!」といちいち反応してました笑
トートバッグをリュックにして8時間ハイキングするエリザ笑
途中で道の横に川が流れているスポットもあり、上りとはまったく違う景観になります。
このジャングルような道が私たちには本当に長く感じ、曲がり角にあたるにつれて今度こそゴールなのではと期待し、まだだ、という繰り返しでした。
そしてバスの音が聞こえると確信になり、やっとのことで終わりを迎えたのです笑
私たちは長めに休憩したり、何度も足を止めたのですが、最も早い2時のバスに乗ることができました。
エリザはこんなに長い登山も初めてだったので、初心者でも充分な時間を持ってハイキングすることが可能だと思います。
先に登り終えたジェニーたちとバスで再会し、お互いに疲れ果ててタウポへと戻りました。
私はこのとき爆睡でした!笑
トンガリロは思ったよりもキツかったなぁと印象ですが、目指していた湖やここでしか見られない光景も見れたのでとても良い体験になりました。
まとめ
ハイキングに人気の北島にあるマウント・トンガリロについてまとめてみましたがいかがでしたでしょうか。
ニュージーランドに来てから念願だったトンガリロに登ることができて本当に嬉しい体験となりました。
特にハイキングや自然が好きな方は、ニュージーランドに訪れた際にぜひ立ち寄ってトンガリロでしか見られない景色を楽しんでくださいね!
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