ワーホリや留学で海外の友だちをたくさん作りたい!と考えている方は多いのではないでしょうか。
しかし、「英語に自信がないし友だちできるのかなぁ」と不安になったり、実際に現地にいる方でも「なかなか海外の友だちができないなぁ」と考えていたりする方も少なくないと思います。
私もワーホリに行く前は、「英語を話せるようになって海外の友だちをたくさん作リたい!」がやりたいことのひとつでした。
しかし実際に海外に渡り、いろんな人と出会って行く中で友だちを作るには英語だけがコミュニケーションにおいて重要なツールではないということに気づいたのです。
そこで今回は、英語ができなくても海外の友だちを作るコミュニケーション術を紹介したいと思います。
海外で友だちができるとワーホリ生活が何倍にも楽しくなりますよ!
英語ができなくても海外の友だちは作れる
私は初めてワーホリに行くことを決めたとき、海外の友だちを作りたいという気持ちが強くありました。
英語を学びたいと思ったのもそれが理由のひとつです。
しかしそのときの私は自分の満足いくようには話せず、友だちがきちんとできるのか不安でした。
はじめに語学学校に通ったおかげで自然に友だちはできたのですが、人見知りがあって英語に自信がない上になかなか話しかけられないという状況。
その中で私より英語が苦手な友だちがたくさん海外の友だちを作っているのを見て、「この子は一体どうやって友だちを作っているんだろう?」と不思議に思って観察してみたのです。
それが今回紹介するコミュニケーションの方法をやっていました。
英語が話せないと海外の友だちを作れないと思っていたガチガチの考えは崩れ去り、私も実践してみたら緊張もほぐれてうまくコミュニケーションを取れるようになったのです。
相手が他国の人だからと思って、逆に緊張を与えていたのは自分自身でした。
日本人同士でもコミュニケーションを取るときに大切なことは相手が海外の人でも一緒なのです。そのことを友だちは教えてくれました。
とはいえ、日本とは少し文化が違うので海外スタイルに合わせてコミュニケーションを取ることが適切です。
もし、いま英語に自信がないけど海外の友だちを作りたいと考えている方は心配しないでください。
英語以外に大切なコミュニケーションの方法があります。
下記で紹介する方法を頭に入れておけば、ちゃんと友だちはできますよ!
海外の人とコミュニケーションを取る際に必要なマインド
海外の人を相手に具体的なコミュニケーションを紹介する前に、もうひとつ大切なことがあります。
それは自分自身の心のあり方です。
コミュニケーションは気持ちがあってのもの。気持ちがついていなければ、相手に伝わるものも伝わりません。
当時の私自身がそうだったように、実際にコミュニケーションを取る前にまずは以下のように気持ちをリセットしてみてください。
・相手に興味を持つ
・受け身にならない
・海外のスタイルに合わせる
自分に自信がなかったり緊張していたりすると顔がこわばってうまく話せないですよね。
そうならないように英語力にフォーカスせず、相手に興味を向けるようにしましょう。自分のことについて興味があれば相手も喜んで話をしてくれます。
また、私のように人見知りやシャイな人は、相手から話しかけてもらうのを待ってしまいがちだと思いますが、自分から積極的に話しかけるようにしましょう。
最初はあいさつだけでもいいのです。ずっと黙っていると、楽しくなさそうに見えたり話したくないようにみられたりしてしまいます。
日本でいう「空気を読む」文化は海外にはなく、たとえひとりでいても「あの子はひとりでいたいんだな」と思われるだけ。受け身であればあるほど相手任せになってしまい、自分が本当に望んでいるようにはならないのです。
反対に日本人からすると海外の人は積極的で自発性があるように見えますが、それが彼らの普通。
あいさつのときにハグをしたり「How are you?(元気?調子どう?)」と必ず聞いたりするのも日本とは違う文化といえます。
そのため海外の人とコミュニケーションを取るときは相手のスタイルに合わせる、受け入れることが大切です。日本式はさておいて、現地の人になったつもりでコミュニケーションを取りましょう!
具体的なコミュニケーション方法
さて上記のマインドを踏まえて、具体的にどのような方法でコミュニケーションを取るのかを紹介していきます。
ここで紹介することは何ひとつ難しく特別なことはありません。すぐに実践できるものばかりです。
大事なのは心を開いて、友だちになりたい相手に興味を持つこと。それができれば自然と仲良くなれますよ!
目を見て話す
海外の人は相手の目をしっかり見て話します。
相手の目を見ることは「あなたの話をちゃんと聞いていますよ~、あなたに話してますよ~」という合図であり、大切なコミュニケーションのひとつです。
目を見て話すって当たり前じゃん!と思った人たくさんいますかね。しかし英語に自信がない人やシャイな人は意外と目をそらしてしまいがちです。
実は私がそうでした・・
もし自分が話しているとき相手が目を見て聞いていたら、安心しますよね!
上記で紹介したようにここでは英語力や日本式に焦点を当てないので、とにかく相手に対して心と目を向けましょう。
笑顔を大切にする
相手が笑顔で話をしたり聞いてくれたりすると、こちらも嬉しくなりますよね。
海外の人は接客のときもプライベートのときも誰かと話をするときにとびっきりの笑顔で接します。しかもとてもナチュラルな感じで、作っている感じではありません。
私が現地で出会った英語が苦手だけど海外の友だちがたくさんできている子は、いつも笑顔でみんなと接していました。
別の友人でローカルジョブをゲットした子も英語が苦手なはずなのに、いつも誰に対しても笑顔で接していたのでローカルのお客さんや一緒に働くスタッフにとても好かれていました。
相手と笑顔で接することは海外の人にとっては当たり前であり、言葉よりももっと重要なことなのだと思います。
笑顔でいることは実は誰にでもできる相手の気持ちをポジティブにさせるコミュニケーションなのです。
普段よりも少し意識的に笑顔で接してみましょう。必ず相手はあなたに好印象を抱くはずです。
自分の好きなことを一緒にする
1番仲良くなりやすいのが『一緒に何かをする、遊ぶこと』です。
スポーツやゲームなど一緒に時間を過ごすことによって相手との距離は縮まりやすく、それが共通の趣味であればもうそれは友だちへと呼べる関係になっているかもしれません。
一緒に笑い合って楽しんで時間を過ごすことができれば、言葉はそこで重要ではありません。海外の友だち作りが上手な人はみんな共通の趣味などで仲良くなっていました。
何が好きなのか趣味は何か相手に興味を持って知ることは会話も始めやすく、そこから友だちになるパターンは日本でも一緒ですよね。
私は韓国料理が好きなのですが、コリアンに会うといつもそのことを伝えてました。そうすると、「じゃあ今度一緒に作ろうよ!とかコリアンレストラン一緒に行こうよ!」と誘ってくれて、たくさんのコリアンの友だちができました。
日本を褒められると嬉しいように、相手の国や文化に対して興味を持ったり好きだと伝えたりすることも友だちへの一歩だと思います。
自分の趣味や好きなことは何なのかあらためて考えておくといいかもしれません。
褒め上手になる
海外の人はとても自然に相手のことを褒めます。しかもその回数はあいさつのように日常茶飯事のごとく多いです。例えば、髪型や服、持ち物など何でも。
褒められて嫌な人はいないですよね。彼らにとって褒めることは相手を尊重しているというコミュニケーションのひとつなのだと思います。
特に初対面で何を話していいかわからないときや、会話に困ったときはぜひ相手を褒めることから始めてみましょう。
「I like your hair!」(あなたの髪型ステキ!)「I like your bag」 (そのバッグかわいいね!)など「I like~」でいろんなことを褒めることができます。
海外で褒め上手になることは男女ともにしています。女性に限らず男性に対しても服や靴、持ち物に対して褒めてみましょう。
自然にパッと相手が笑顔になるし、それを見るとこちらもハッピーになれます。私は人見知りなところがあるからこそ、この褒め上手になることを意識することでうまくコミュニケーションを取れていることが多くあります。
感謝の気持ちを必ず伝える
海外で生活している方はわかると思いますが、海外の人は1日に何度も「Thank you」といいます。
私はカナダで生活し始めたときにそのことに1番驚きました。バスから降りるときやお会計をするとき、どんな小さなことでも彼らはとにかくありがとうを言い合います。
とてもいい文化だなと感じたので、私も日常生活の中でたくさん感謝の気持ちを伝えるようにしました。ありがとうを言うだけで相手も自分もとてもいい気持ちになるし、実はコミュニケーションをとる上でとても大切なことですよね。
相手が自分に対してしてくれたことには、積極的に「Thank you」と言いましょう。
まとめ
今回紹介したコミュニケーションの方法をまとめます。
・笑顔を大切にする
・好きなことを一緒にする
・褒め上手になる
・感謝の気持ちを必ず伝える
意外とすぐできるものばかりですよね。海外生活を始めるときや友だちを作りたいと感じている人は、これらを頭に入れて実践してみてください。
海外の友だちができると自分の知らないことがたくさん知れたり視野が広がったりたくさんの刺激をもらうことができます。また、友だちができることで海外生活がとても楽しく充実したものになります。
私の海外生活がどこに行ってもいつも充実しているのは、間違いなくそこでできた友だちのおかげです。
国を超えて誰かとつながれるのは、特別で貴重な機会ですよ!言葉の壁を越えてぜひ積極的にコミュニケーションとってみてくださいね。
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