日本にはたくさんの洋服ブランドがあり、ショッピングモールなど全国に数多くあります。
海外でも日本でおなじみのブランドのほかに日本にはないデザインやショップもあり、旅行や海外生活中に海外ならではのショッピングを楽しむことができます。
オシャレが好きな人は旅行や海外生活において、ショッピングに出かけるのも楽しみのひとつですよね。
しかし海外では、新しい洋服を買うよりもセカンドハンドと呼ばれる、いわゆる古着などを買うことがどの世代でも流行っています。
日本にも古着やセカンドハンドのお店はたくさんありますが、海外にはそれ以上に多く存在し、たくさんの人が利用しています。
そこで今回は、セカンドハンドを買う魅力について紹介していきます。

日本と海外で扱っているものも違うので面白いですよ!
海外ではセカンドハンドで買い物が主流
私が海外生活を始めて驚いたことのひとつが、セカンドハンド(リサイクル)のお店が人気であることです。
日本にもたくさんのセカンドハンドや古着のお店があって行ったことはありましたが、それ以上に海外では生活に必要な当たり前の存在となっていました。
特にニュージーランドとオーストラリアではその数は多く、小さな街ですら数件のセカンドハンドのお店があります。
セカンドハンドというと通常より安く変えるのが魅力のひとつですが、そこに行く人は世代もさまざまでおしゃれな人も多く、いろいろな人たちでお店が賑わっています。
また、海外ということもあり日本では見受けられないようなものや洋服などもたくさん販売されていて、違いを楽しめると思います。
もちろん、海外にはさまざまなアパレルブランドや人気のお店もありますが、多くの人がまずセカンドハンドで自分の探しているほしいアイテムがないか探します。
ローカルの人のみならず、海外からの旅行者や留学生などの利用もたくさん見かけました。
私もいろいろなセカンドハンドのお店に何回も行きましが、新品のように新しいものやトレンドのもの、おしゃれなアイテムが多くてとても驚きました。
オーストラリアやニュージーランドでセカンドハンドのお店が根付いているのは、モノを大事にする風潮が少なからずあることを示していると感じます。
もともと古着やアンティークのものが好きな人も多いかと思いますが、エコに対する意識が強い傾向にあります。
日本よりもプラスチックを使わないなどのエコ意識が高い文化が定着しているため、モノに対する価値観の違いを感じることができるでしょう。
こういった意識は日本でも今後広がって行くことを個人的には願っています。
海外に旅行や新生活で訪れる際には、セカンドハンドショップをのぞいてみると新たな発見があっておすすめです!
海外と日本のセカンドハンドショップの違い
海外のセカンドハンドで販売されているものは実に多岐に渡ります。生活の中で必要なものはすべて販売されているといっていいくらいです。
洋服、小物、雑貨、本、靴、食器、家具、家電などなど、日本と扱っているものは変わらないと思います。
海外のセカンドハンドで販売されているアイテムは、ほとんどがドネーション(寄付)で寄せられたものになります。
不要になったものが再度誰かの手に渡り、再生して活用されていくのはとても良い循環ですよね。
日本と海外のセカンドハンドの違いはやはりそのデザイン性だといえます。
洋服においては、日本では見られない形や素材のもの、状態の良い海外ブランドのアイテムが取り扱われています。
また、小物や食器類はアンティークでおしゃれなものが多く、海外ならではのクラシカルなものがたくさん見受けられるでしょう。そしてこれらのアイテムは日本で買うよりも圧倒的に安いので、アンティークな雰囲気が好きな方には旅行のおみやげにぴったりだと思います。
ファッションが好きな方であれば、日本とは違うアイテムを購入できおしゃれを楽しめるでしょう。
また、ワーホリで海外に滞在中の人であれば、ほとんどの仕事場で必要な黒ズボンや黒靴などを探したり、イベントで着ていくようなドレスを見つけたりと、そのときしか必要のないものを買いたいときにもとても便利です。
ワーホリや留学で海外に行くときには必要最低限のものしか持っていけない場合がほとんどだと思うので、そういったときにセカンドハンドショップを活用するのもとてもおすすめの方法です!
海外でセカンドハンドが人気の理由
海外でなぜこれまでにセカンドハンドのお店が人気なのか、その理由について以下で紹介していきます。
日本よりも圧倒的に店舗数が多いので、いろいろなお店に足を運んでみてセカンドハンドショップ巡りをしてみるのもおもしろいと思います。
海外に長期滞在する場合は、お店によっては頻繁に在庫が変わることが多いので定期的にアイテムをチェックしに行くといいでしょう。
どこにセカンドハンドのお店があるかなどはグーグルマップやウェブサイトなどで検索したり、滞在先のレセプションで聞いたりするとすぐに知ることができますよ。
価格が圧倒的に安い
まずセカンドハンドが最も人気の理由が『安い』ということです。
海外のセカンドハンドのお店では状態が良いものであっても500円以下で販売されていることがとても多く見られます。
それがTシャツなどではなくジーンズだったり海外ブランドのアイテムだったり、とにかくびっくりするような価格です。
ワーホリや留学で海外に滞在中の人で出費を抑えたいときに大助かりですよね!
急に必要になったけど、そこまでお金はかけられないときなどまずはセカンドハンドで安く探してみましょう。
私はセカンドハンドでハロウィン用のアイテムを買ったことがあったのですが、とても安く手に入り役立ちました。
こういったイベントで使うものは一時的にしか使わないので、そのようなときにも便利といえます。
品揃えが多い
私が住んでるニュージーランドのネルソンのような小さな街にもいたるところにあるくらい、セカンドハンドショップの店舗数が多いです。
それに比例して、お店ごとに取り扱っているアイテムもたくさんあり、数々のアイテムから自分の必要なものや欲しいものを選ぶことができます。
そのためどの世代にも人気のスポットになっているのでしょう。
小さな子どもにはおもちゃや絵本などが人気で、セカンドハンドを利用して購入するローカルの人が多いです。
絵本だけでもたくさんあるので自分の好きなものを選べるのは子どもたちにとっても嬉しいことですよね。
大人の場合は洋服はもちろん、調理器具などが人気で料理が好きな人たちに役立っています。
調理器具は品質が良いものや人気のメーカーのものは通常の値段だと高額な場合も多く、こうしたセカンドハンドで手に入れられるのは経済的で家計も助かります。
このようにあらゆるアイテムを取り扱っていて、選択肢があるのはメリットといえるでしょう。
エコである
日本よりも海外のエコ意識はとても高いです。
特にニュージーランドは、ゴミの分別が厳しいことやプラスチックバッグの完全廃止などがあり国民のエコに対する取り組みも強く感じられます。
牛乳やたまごは容器だけを持っていけばリフィルで買えるようなシステムがあり、シャンプーやコンディショナーも同様の方法で取り扱う店もあります。
そういった環境なので、セカンドハンドを利用してモノを買うのは自然なことなのではないでしょうか。
『モノを大切にする、ゴミを出さないようにする』という意識から新しいものを買わないという人も少なくないので、こういった考えは個人的にマネしたいなと思います。
掘り出し物に出会える
セカンドハンドでショッピングをする中で楽しいと感じるのが、掘り出し物に出会えることです。
私が現地で知り合ったヨーロピアンの女の子で、セカンドハンドショップでとある有名海外ブランドのジーンズを購入した子がいました。
その価格、なんと200円!思わず叫んでしまいました笑
そのジーンズは彼女のサイズにぴったりでシミやほつれなどどこにも気になるところはありませんでした。
セカンドハンドでは、このようにびっくりするような価格で有名海外ブランドなどの目玉アイテムを発見することがあります。
ブランドのもので状態がいいと日本ではもっと高値で販売されているので、こういった大胆な価格設定は海外の方が多いと感じます。
掘り出し物に出会えたときは最高に嬉しくなりますよ!
人とかぶらない
セカンドハンドで洋服などのアイテムを買うと、人とかぶらないのが魅力のひとつです。
海外の人は自分の個性をとても大切にするので、人とかぶらないような個性的なものを選ぶのが好きです。
日本のようにトレンドを追いかけるという文化もなく、自分が着たいものを着ておしゃれを楽しむ人が多くいます。
セカンドハンドであれば、どれも1点ものの場合が多いので人とかぶることのないアイテムを選ぶことができます。
おしゃれが好きな人の中には、人と同じ服は着たくないという考えの方もいますよね。そのような人にセカンドハンドでのアイテム選びはぴったりといえるでしょう。
まとめ
今回紹介したような理由から海外ではセカンドハンドを利用してモノを購入することがとても人気で、当たり前の存在となっています。
海外ならではのアイテムやデザインなどは日本では見られないことが多いので、旅行で訪れる機会があればぜひ買い物スポットのひとつとしてのぞいてみてください♪
ワーホリや留学生活で海外に滞在している場合もセカンドハンドを利用して必要なものを安く手に入れてショッピングを楽しんでくださいね!
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