海外生活を始めるにあたり、その滞在場所をどこにしようか迷う人は少なくないでしょう。
その場所にはそれぞれの良さがあり、選択肢が多いだけに即決できないことが多いのではないでしょうか。
私も初めて海外生活するときにどこに住もうかというのは、とても悩みました。
ましてや海外で住んだことがないとなるといろいろと考え過ぎてしまうことも・・。
その後今までに3カ国滞在し、都会と田舎の両方の街に住んだ経験から都会と田舎それぞれの魅力や住むにあたりメリットとデメリットがあることを感じました。
そこで今回は当時の私と同じように滞在場所を検討している方にとって参考となるようにそれらのポイントをまとめて紹介していきます。
都会と田舎には両方の魅力があるので、より自分が住みたいと感じる方を選んでくださいね!
滞在場所は都会と田舎どちらが良いのか
海外で生活しようと決断したあとに、はじめに迷うのが滞在場所なのではないでしょうか。
「ここに行きたいからワーホリしよう!」と渡航先がはじめに決まっている方以外は、渡航国に始まりその中で街を選ぶという作業があります。
海外に初めて暮らす、行ったことのない国や場所に行くという方には、とても迷ってしまう事柄ではないでしょうか。
私の場合も海外旅行で何度か海外には行ったことはありましたが暮らすということは初めてで、人生で初の海外生活を送ったカナダも訪れたことすらありませんでした。
渡航国としてカナダを選んだときも時間がかかりましたが、そのあとのカナダ国内でどの街に住むかというのはさらに時間を要しました。
それもそのはず、海外で暮らすことすらイメージでしか判断できないので自分がこれから住む街も想像で絞っていくしかありません。
いろいろな情報からより自分に合っていそうなところを見極めていくのですが、多くの人が都会と田舎はどちらが自分が住むのに適しているのかという疑問に差しかかるのではないでしょうか。
私は最終的にバンクーバーというカナダ国内でも都会と呼ばれる場所を滞在先に選び、その後学生ビザで滞在を延長したときはバンクーバーから車で3時間ほどの距離に位置するウィスラーという小さな村に住みました。
都会と田舎の両方に住んだことでそれぞれに魅力があり、渡航前には想像できなかった良いポイントがいくつも発見できました。
人それぞれに海外生活の目的ややりたいことなども異なり、住む場所の好みも違いがあります。
そのため、都会と田舎それぞれのメリットとデメリットを知り、自分の目的などと照らし合わせることによって滞在場所を決めていくのが良いといえるでしょう。
カナダ滞在後に住んだニュージーランドやオーストラリアでも、滞在場所を決めるときにそのカナダでの経験をもとに自分があっていそうだなという街を選ぶのが直感でできるようになりました。
そういったことから、今皆さんの中で滞在場所を検討している中で迷っている方がいれば、私が感じた都会と田舎に住むメリットとデメリットを紹介しひとつの情報として役立ててほしいと思います。
自分が選んだ場所であれば、都会でも田舎でもどちらでも楽しく過ごせますよ!
都会と田舎に住むそれぞれのメリットとデメリット
それでは私の経験から都会と田舎それぞれに住むにあたりメリットとデメリットとなるポイントを紹介していきます。それらを比較して、より自分に合っていると感じる方を検討してみてくださいね。
都会に住むメリットとデメリット
まずは都会といえる場所に住むメリットとデメリットをあげていきます。
ちなみに海外の都会といっても東京のような大都会は少ないので、イメージ的には地方のメイン都市と考えるとわかりやすいと思います。
デメリットは、日本人留学生なども多く滞在するので英語環境を作りたい人にとっては壁となる場合があることです。
バンクーバーは特に日本人留学生やワーホリの人が多く人気の場所だったので、街に出れば日本語が聞こえてくるなんてことは当たり前にありました。
私は日本人同士の交流も避けないタイプで日本人の友だちもたくさん作りましたが、もっとストイックに英語を勉強したい、海外に来たからこそ国際交流に力を入れたいという人にとっては、工夫が必要な環境だと言えます。
また、いろいろな国の人が住んでいるからこそ、現地の人との関わる機会が非常に少なかったのを覚えています。
多くの留学生やワーホリの人たちが就くホスピタリティー系の職業は、同じように別の国の留学生や移り住んできた人たちが仕事をするので現地の人は別の職業に就いているのが感じられました。
私は日本でもどちらかというと都会に住んでいたので、バンクーバーに住んだときは特段変わったこともなくスムーズに生活ができました。
しかし、人によってはその変わりばえの無さが日本で暮らしていたときの感覚と似ていて忙しさを感じてしまうこともあるでしょう。
ホリデーの一環としてワーホリを考えている人には、その感覚を味わえない場合もあるかもしれません。
家賃が高い場合が多いこともデメリットにあげられます。
田舎に住むメリットとデメリット
続いて、田舎に住むメリットとデメリットについて紹介します。
田舎に住むメリットはやはり自然を近くに、のんびりと穏やかな日々を過ごせることでしょう。
日本で都会に暮らしていた人はその違いをはっきりと感じることができ、この機会に田舎暮らしを体験することが可能です。
また、住む人も穏やかでフレンドリーな人が多く、人の温かさを感じられるでしょう。田舎にはローカルの人が多く留学生が少ないので、現地の人とふれ合いたい人には魅力的な環境だと思います。
そういった観点から英語環境が自然と作りやすく、ストイックに英語を勉強したい人にとっても最適な場所だといえます。
都会のようにお金を使うところが少ないので、自然と貯金がしやすいところもメリットでしょう。ワーホリ中に資金をできるだけ貯めたいと思っている人におすすめといえます。
私も田舎の街に住んでいる方が圧倒的に貯金ができました。貯金をしてワーホリ最後に学校に通ったり旅行費用にしたりしたい人には良い環境だと思います。
デメリットとしてはまず交通の便が悪く、場所によっては車が必要になる場合もあるでしょう。その場合は車を購入する費用や自動車免許などが必須となり、人によって不便な環境になることもあります。
街が小さければ、お店も限られるので欲しいものや必要なものが手に入りにくいことも少なくありません。
また、語学学校やカレッジに通いたい人はその選択肢がせまく、街によっては学校がひとつしかないなんていうことも否めないでしょう。
小さな街であればあるほど仕事の種類も少なく、自分がやりたい仕事が見つかりにくい場合もあります。逆に人員不足で都会ではできなさそうな仕事に就けるチャンスもあるので、挑戦してみるのもいいと思います。私も田舎の街で見つけた仕事の方が、ステップアップできた仕事内容でした。
もしファームやファクトリーで働きたい人がいるとすれば、最適な環境だといえるでしょう。
都会と田舎はこんな人におすすめ
以上のことを踏まえて、私の経験から都会と田舎それぞれにおすすめだと感じるタイプを紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
・便利な環境を好む
・語学学校やカレッジに通う予定である
・海外生活は初めてである
・イベントやフェスティバルなどワイワイするのが好き
・いろいろな人と知り合いたい
・のんびりゆっくりとした時間の中で過ごしたい
・ローカルの人と関わりたい
・海外生活にある程度慣れていて、スキルや語学力もある方だ
・ファームやファクトリージョブに興味がある
・今まで都会に住んでいたので、環境を変えたい
まとめ
今回紹介したように、都会と田舎ではそれぞれに魅力があるのでどちらかを選ぶとしたらとても難しい選択になるかと思います。
上記のメリットとデメリットを踏まえてどちらが自分にあっているのか、居心地良いと感じるのか今一度自分の目的などと照らし合わせて検討してみてください。
行ってみてから街を移動することもできるので、自分の直感を信じてみましょう!
海外に好きな街ができるのは、世界が身近に感じられる一歩となりますよ♪
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